南直哉「老師と少年」新潮社(2006年10月)★★☆☆☆

老師と少年

老師と少年


南さんのお話はどれも深くて、井戸の奥底まで知っているかのように重みがある。
その重さによって、逆説的だが、しなやかでやさしくて深い安らぎが生まれる。
 
この本は、明らかに自分とは違うアプローチで人生を考察した本だけれども、
そのアプローチが長い年月をかけ、深い思考の中から生まれたことは直観で
感じることができる。
 
素敵な本であった。
 
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