人と人との距離のクオリア

久々に大好きな番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」をNHKワールドで見たときのこと。
　
司会を務める茂木さんとすみきちさんを久しぶりにテレビで見たのだけれども、
何というか、以前、同番組で見たときの感覚とはまったく違うのだよ。
以前は普通に番組の司会者であったし、テレビの中の人だったし、日常の自分の生活にはまったく
関係の無い人だったのだけれども、今日の感覚は、とっても「近い」感じがしたのだよ。
　
この「近さ」は、今までに感じたことの無いクオリア。
ああ、新しいクオリアにまた出会えた。
以外なところで出会えるものだなぁ。
　
そうか、茂木さんのブログ、すみきちさんのブログを毎日拝見しているので、
きっとこの「近い」感じがしたのだろう。
　
このクオリアは、Web 2.0の威力を肌で感じた瞬間のクオリア。
今の時代、今の世界に生れ落ちることができたその恩恵。
でも考えてみれば、これも自らが手を伸ばしたから得られたクオリア。
　
そうだ、自らが踏み込んで手に取るかどうかで、その可能性が変わるんだ。
この世界にはまだまだ自分の知らないことが無数にあるから、休む暇など無いのだ。
思いっきり突っ走ってみることが必要なのだ。
　
でも、同じくらい必要なのは時おり広い空をボーっと見て、その静けさに耳をすませる
ことだけれども。
　
死ぬまでに、あと何十万、何百万のクオリアに出会えるのか分からないけれど、
努力次第ではそれが何倍にも膨らむんだ。
このクオリアの塊が膨らめば膨らむほどクリエイティブになって、奇想天外になって、
真の楽しさをいくつも見つけられるのだろうなぁ。
　
これは多分、間違いない真実。
それに気づけたのは、生涯最高のラッキー（セレンディピティ？）だと思う。
　
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