川島真ほか「日台関係史 1945-2008」東京大学出版会(2009年3月)★★★★☆

日台関係史 1945‐2008

日台関係史 1945‐2008


非常に複雑である戦後の日台関係史。
 
今までこの事柄について深く研究し、その結果を包括的にまとめあげた本というのは
存在しなかったと言っても過言ではない。
 
本書は難易度の高いこの仕事に果敢に挑戦し、それを明確かつ分かりやすくまとめあげた
素晴らしい専門書である。
 
著者は、川島真、清水麗、松田康博、楊永明。
見事な取り組みを行った彼らを素直に称えたい。
 
この本の出版によって、日台の政治的関係やその変遷が日本国内で広く認識される
きっかけとなることを期待する。
 
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