台湾旅行(2日目)

台湾旅行2日目。
 
朝、早めに起床して自動車に乗り込み、捷運石牌站近くまで餛飩を食べに行く
 
なぜかいなり寿司やのり巻と一緒に、とっても美味しい餛飩を感動しながら食べていると、
「あー、車がやられちゃってるよー」
とおばちゃんの声が。
 

我々が慌てて店の外に飛び出したときには、事すでに遅し、自動車が完全消滅である。
近くにいた警察に交渉を試みるも、まったく相手にされず。
警察からこの紙を渡され、ここに行くよう指示される。

 
上着も車の中、せっかく買った温かい豆漿も車の中。
アシを失った我々は、仕方がないのでMRTで自動車が保管されている士林へ行くことに。
トホホ・・・。
 
士林の駅から下を向いて、トボトボ歩いて、約10分。
「保管場」なる場所に到着。

 
ここに我らが愛車を発見!
しかし、まだ乗って帰ることはできない。
そう、罰金支払いの儀式があるのである。
 
入口でヒマしているオヤジに指示されるがまま、罰金支払い場所へ。
この前に座らされる。しょぼん。

 
ふと見ると、そこには宗教関係の本がズラリと並ぶ。
「悔い、改めよ」みたいな感じなんだろうなぁ・・・。

 
罰金は総額2100元。
まったく高価な餛飩になったものである。

 
いざ、車に乗って出発!と思っていると、すべてのドアにこんなシールが。
何もそこまでしなくても。

 
少し遅れを取るも、案外とすんなり車を奪還した我々は、梁静如を聞きながら
いざ、快晴の中を新竹へ向かう。
久しぶりの関渡大橋が相も変わらずきれいである。
我々は高速道路など使用せず、海沿いの国道で風を切って走るのである。

 
順調にドライブを楽しんでいると、ふと「新屋郷緑色走廊」という案内が目に入る。
聞けば、最近台湾では林の中をサイクリングするのが流行しているとのことで、
探検隊の我々も体験することに。
う〜む、爽快。

 
向いからくる自転車には、小型バス並みに人が乗っている。
がんばれ、おっちゃんたち。

 
新竹に到着すると、早速「海岸風情」で魚を食らう。
大満足で店を出ると、ニコニコしたおっちゃんに呼び止められる。
どうやら私も台湾人に思われているらしい。
 
私が日本人であることを暴露すると、なぜかさらに上機嫌。
聞けば、この人はアーティストであるということで、この「海岸風情」のデザインはすべて
この人によるものらしい。

 
彼は、我々の誰かの顔を「アート」してくれるという。
「無料だから」と言われ、探検隊の我々は早速お願いすることに。

 
どんどん切っていき、あっという間に完成。
こんな感じになりました。

 
このおっちゃんは新聞にも出たようで、コピーを頂戴する。
ありがとう、おっちゃん。
今度、台湾で店を開業する人がいたら、必ずおっちゃんのことを紹介するよ。

 
起床してから数時間なのに、かなりの「非日常」体験をした我々が、次に目指したのは
「海天一線看海區」
ここも素敵な場所でした。

 
どんどん行きます、次は北埔老街
私は台湾の田舎の老街が大好きで、今まで行ったことがない老街に行きたいとリクエスト
していたのである。
 
新竹には内灣老街、湖口老街などがあるけれども、今回訪問した北埔老街は新竹市街から
車で約30分、ここも客家人の町である。

 
まずは契機づけにサトウキビホットドリンクをいただく。
あったかーい、あまーい、なつかしーい味。

 
のんびりと散策していると、おっちゃんが太鼓売ってるし。すごいなぁ、北埔。
さらに、柿のシーズンだから干し柿がたくさん。
試食をちょびちょびいただき、それだけで大満足・・・、買わずにすみません。

 
フルーツと饅頭を山ほど買って、北埔を後にする。
北埔は古い建物が残っていて、しかもそこに人がまだ住んでいて、とっても良い感じの老街でした。
 
それから、我々はさらに山奥へ入っていく。
「こんなところに民宿が本当にあるの?」と不安になるくらいの、かなりマニアックな道を進む。
雨が降ってきて、ここで遭難するのではないかと思うほど。
 
不安が最大になったそのとき、ついに民宿「大隘山莊」へ到着。
フロントがある棟は、とてもセンスが良くすごく落ち着く空間である。

 
通された部屋に入るとさらに感激!
聞けば、この中国式ベッドは中国から持ってきた骨董品だそうで・・・。

 
その後食事をして、何だかとっても濃厚であった台湾旅行2日目が終了である。
 
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