「ダーウィン展」大阪市立自然史博物館

昨日から大阪市立自然史博物館で開催されている「ダーウィン展」へ。

 
混雑を覚悟して行った割には人が多くなく、すんなりと入場でき、
ゆっくりと鑑賞することができた。
 
チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)は、1809年から1882年を生き、
1859年に発表した「種の起源」で進化論や自然選択説を世に披露する。
 
当時のイギリスでは、すべての世界、生物は神が創造したことになっていたので、
これに真正面から対抗することになる「進化論」はかなり思い切った説であった。
しかしながら、ダーウィンには確信があったし証拠もあったのだ。
 
この「進化論」に達することができたのは、ひとえにダーウィンの知的探求心の
おかげであった。
 
好きなことを徹底してやっていたら、とんでもないレベルに達していた、
というこの例は、今を生きる人々に希望を与える。
 
それにしても、「あらゆる生物は自然選択を繰り返し進化し続ける」ということは
非常に重要なことである。
 
進化というと時間的にはとても長いスパンを想像しがちだが、たとえばウィルス
などは数時間で大きな進化が見られるそうだ。
 
人の進歩と人類の進化。
時間軸が異なるけれども共通点は多い。
変わることが自然である、変わることができる、というのは、
我々人類にとって非常に大きな希望である。