2009年8月の論文抜粋(5/5)

変化のスピードが非常に速く,不確実性に満ちた経営環境の下で,企業が永続的に発展して
いくためには,すべてのメンバーが時間の希少性を徹底的に認識し,全業務において,
最短時間,最小工数で最大の成果をあげることを常に意識して行動しなければなりません。
 
したがって私たちは,特定の問題を解決するための提案を行って遂行する能力はもとより,
複数の課題を同時解決する手段を構築する能力,一見関連しない概念を組み合わせて新しい
構想を生み出す能力,さらには他の問題解決にも広く適用できる方法論を創造する能力を
身につけなければなりません。
 
これらのような,斬新なアイディアを創造する能力を身につけるために,私たちは積極的に
未知の領域に踏み出して多様性に触れ,時には自分の枠を大きく超える新たなことに挑戦して,
今までの人生で構築した思考パターンをいったん破壊し再構築していく努力を継続しなければ
なりません。
 
また,この努力の継続によって自分が大きく成長すれば,その達成感により高いモチベーションが
生まれ,さらなる成長を求めて次の挑戦を行うようになります。
 
この成長サイクルを仕事のみに適用するのではなく,遊び,勉強においても同様に適用していけば,
個人の世界観は大きく広がり,結果として創造性は大幅に高まるはずです。
 
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