2009年8月の論文抜粋(4/5)
3つ目のキーワードは,「モチベーション」です。
誰しも過去において,ある物事に集中的に取り組み,今思うと考えられないほど努力した一日を
思い出すことができるでしょう。
その一日のモチベーションを仮に一年間毎日継続できれば,楽々と新たな言語を習得したり,
楽器をマスターしたりすることができるはずです。
つまり,成果の大きさは,個々人の資質や能力にも増してモチベーションの大きさに依存するのです。
業務を遂行したり,自分を成長させるために勉強をしたりするためのモチベーションファクターは
人によって様々であり,決して画一的なものではありません。
しかしながら,従業員のモチベーションを最大化することで,企業が生むアウトプットは数倍,
時には数十倍にもなるのが事実です。
よって企業は,従業員個々の特長,個性,興味などモチベーションファクターを把握するために,
いわば社内における人的資源のマーケティングを強化する必要があります。
企業は,十分な人的資源のマーケティングを行い,従業員のモチベーションを最大化する取り組みを
行うとともに,それらを最大限利用するための仕組みを積極的に構築していくべきであると考えます。
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