和歌山日帰旅行〜高野山〜

行楽シーズンを満喫するため、朝早くから電車に乗って高野山に行くことに。
 
高野山は約1200年前に弘法大師によって開かれた、高野山真言宗の総本山。
現在も、宗派を超えた聖地となっている場所である。
そして世界遺産でもある。
 
大阪から約2時間、南海電鉄極楽橋駅に到着すると、そこでケーブルカーに乗り換える。
ものすごい角度で登ってゆく。

 
「少し紅葉してきているぞ」、と気分も高揚してくる。
このようなくだらないことを考えていると、あっという間に到着、高野山駅である。

 
まず目指したのは奥の院。
ここにはなんと20万基以上のお墓があるとのことである。
中には織田信長、豊臣家一族、明智光秀、竹田信源、上杉謙信などのお墓もある。
 
ものすごい数の樹齢数百年の杉が我々を迎える。
その間に、無数のお墓がある。
とても神聖な空気がすがすがしい。

 
いろいろなお墓の形に驚きながら進むと、とてつもなく大きなものが。
近づいてみると、石を積んで作ったお地蔵さんの山である。
お墓をこの聖地に作れなかった人たちが、故人の魂が入った石を持ち寄って
積み上げたものであるとのこと。

 
弘法大師御廟にお参りした後、とても良い天気の中を散歩する。
紅葉が見事。
あらためて日本の素晴らしさを実感する。


 
そして昼食。
喫茶店のランチなのだが、ご当地ものが食べれるので入ってみる。
思い切って、10食限定の「松茸丼」を食らうことに。
 
ここの女主人はとっても個性的で、面白いことをいろいろと話している。
しばらくすると、目の前に松茸丼が登場。
女主人によれば、これは高野山で採れた松茸で、季節的にもうすぐ採れなくなるとのこと。
この松茸丼に出会えた我々は幸運だったようである。

 
霊宝館で国宝や重要文化財を拝見した後、金堂へ。
この一角の空間が素晴らしい!
まだ京都はまわりきれていないけれども、個人的には京都よりも良いなぁと思う。
根本大塔の赤と、秋晴れの青が見事なコントラストで感動。

 
その後、さらに歩いて大門へ。
大門の近くで「酒饅頭」の老舗を発見、これは食らわねば。

 
焼饅頭と普通の酒饅頭を1個ずつ注文。
どちらも美味。
とくに焼饅頭はまだあったかくてやわらかくてはじめての味。
幸せのひと時であった。

 
この饅頭屋にいたフジカラーくん、良い感じのもみあげである。

 
その後、徳川家霊台を拝見し帰路に着く。
日帰りでこんな素晴らしいところに行けるとは、さすが関西である。
これからも貪欲に攻めていきます!
 
台湾探検隊にはまだまだ負けません。
 
★↓ランキングに参加中。ワンクリックするだけで投票になりますので1日1回クリックをお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ