金門旅行(1日目)
中国から約2kmのところにある金門へ。
朝10:00の便で台北の松山機場を飛び立つと、11時には金門機場へ到着。
まずはホテルの人に空港まで迎えに来てもらう。
ホテルまでは車で10分程度。
あちこちに、防空壕など戦争の爪痕が残る。
ホテル「宏福大飯店」にチェックイン後、タクシーを呼んでもらい早速交渉。
250元/1hで観光案内してもらうことで交渉成立。
(最終的に本日は5時間半、タクシーで観光案内してもらったのだけれども、
運転手さんがとてもよい人で、1,000元で良いと言ってくれた!)
タクシーには運転手さんの娘さん(だいたい小学2年生くらい)も同乗。
早速金門をゆく。
まず訪れたのは水頭古厝聚落。
ここにはたくさんの古い建造物が残っている。
この水頭古厝聚落の中でも、ひと際きれいなのが金水國小(小学校)。
この小学校は1932年に建てられたのだが、完全な中国建築。
1932年と言えば台湾は日本が統治していた。
しかしながらこの金門に日本人が入ってきたのは1938年だという。
なお、この聚落には民宿がたくさんあり、この中国式の建物に宿泊可能とのこと。
次回金門を訪れるときは、ここに泊まろう。
それにしても、この中国式の建物は美しいなぁ。
昼食後、次に向かったのは、あの大量破壊兵器である58度のお酒「高梁酒」を量産する工場。
ついにこのお酒の正体をつかむことができる、とテンションが上がってくる。
工場周辺は、麹のような臭いが充満している。
工場はかなりの大きさ。
そして工場の前にそびえ立つのは、巨大高梁酒である。
工場見学は残念ながらNGとのこと。
販売部で試飲したり、どのように高梁酒が作られるかを学ぶ。
それにしても、こんなたくさんの種類の高梁酒があるとは驚き。
八二三戦史館へ。
金門は、中国共産党と国民党の戦いの中で、国民党が最後に死守した島。
何度も激しい戦いの舞台になった。
そのうちのひとつが、1958年の戦い。
8月23日には、金門島を包囲するように集まった中国共産党軍から砲撃をくらう。
このようなロケーションで、良く死守したものだ。
地下に設けられたこのホールの大きさにビックリ。
次は馬山観測站へ。
ここからは中国領土までは約2km。
肉眼でも見えるし、望遠鏡を使うとはっきりと見える。
金門の海辺には、まだ地雷が残っており立ち入り禁止となっている区域が多い。
この警告の看板がリアル。
山后民俗文化村。
ここは台湾をいろいろと回ってみた中で、一番美しいと思った中国式建築の建物群。
その後、なぜか運転手さんの実家を訪問したり、運転手さん所有の畑・トラクター見学を経て
ホテルへ戻る。
ホテルのある金城では「芩島城隍文化觀光祭」がちょうど開催されていてお祭り騒ぎ。
それにしても、へたくそな演奏+へんなボーカルだなぁ。
なかなか歌いださないのもすごい・・・。
立ち入り禁止の場所に入って撮影している人たちも、良い感じ。
街では龍の背中に乗った子供たちが練り歩く。
その後ろに民族衣装を着た人たちが続く。
最後のコスプレが不明。
金城夜市をまわって、小吃を買って、ホテルに帰還。
ああ金門、素晴らしい。
楽しかった1日目が終了。
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