コンビニで一本だけ取られてなくなったヤクルト

台湾に来て間もない頃、コンビニで一本だけ無くなっているヤクルトを見て、
「え!誰か飲んじゃったのか?」
と思ったことがある。

 
コンビニに行くたびに気になって、ヤクルトやプリンなどの棚を見ると、結構な頻度で
この現象が発見された。

 
「これは何かあるのでは」
と思い、それからは、
「誰が取っているのか、その現場を目撃したい」
と考えるようになった。
 
それから約2ヶ月後、真実が分かるときが来た。
その客はおもむろに3連ヨーグルトを手に取ると、その包装を破り始めた。
「!」
何もなかったように、そこからひとつだけ取り出しレジへ。
なるほど、単品買いができるのである。
 
いまや、誰かがビニールを破って開いているものであれば、そこからひとつを取り出し
買えるようになったけれども、やはり店の中で包装を破ることはかなり気がひける。
 
今日は、思い切って自分で破ろうと決意する。
なぜならば、プリンがどうしても食べたくなったからだ。
3つ買っても食べきれない。
そう、1つだけ買えるのだ。
 
ああ、緊張する。
きょろきょろする。
挙動不振な客(わたし)と店員の目が合う。
・・・。
 
息を殺して「えいッ」とビニールを破る。

 
成功である。
 
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