保坂和志「羽生」光文社(2007年6月、1997年朝日出版社の文庫版)

羽生―「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫)

羽生―「最善手」を見つけ出す思考法 (知恵の森文庫)


以前から、将棋の羽生さんはかなりすごい人だと聞いていたけれども、将棋への関心はほとんどと
言っていいほどなかったので、それ以上羽生さんのことは知ろうとしたことが無かった。
 
しかしながら今回の日本帰国で書店へ行くとそこにこの本があり、「茂木先生の推奨」という帯が
あったので羽生さんを知るチャンスとばかり購入、読了。
 
羽生さんのすごさが、きっと多少なのだろうが分かった気がする。
 
それにしても自分の専門外のこのようなテーマで、これだけすごい本を書いてしまう保坂さん
という人もすごいなぁ。
芥川賞谷崎潤一郎賞を取ったことのある作家さんなのですね。