Transformational experience

どのように「自己変革(Transformational experience)」を行うか考えた。方法は二つある。
ひとつは、ひたすら主観的に自分の内面からアプローチしていって自分の中の燃料を発掘し、
火をつけ、プレッシャーをかけ、ひたすら実行していくやり方。
もうひとつは、ひたすら客観的に、すなわち今まで味わったことの無い衝撃的な体験をし、
そこからinfluenceとinspirationを得て自己変革へつなげるというやり方。
言うまでも無く、前者の方法を自分の中に確立することは至難の業だろう。
しかしながら、後者の「今まで味わったことの無い衝撃的な体験」をすることも簡単なことではない。
それは偶然発生するのをただ待っているだけでは、訪れたとしてもそれを逃がしてしまう、
つまり「セレンディピティ(思わぬ幸運に偶然であう能力」に依存する問題だからである。
結局のところ、前者と後者両方を備えていないと、真の意味で「自己変革」を行うことはできないと思う。
結局、物事の両極を理解しようと努力し、主観的に徹底的に考え、その上で客観的に徹底的に考える
という日常のトレーニング無くして「自己変革」はできないのではないか。