阿扁下台

9日前から陳水扁総統の辞任を求めて
「静座(ちんぞう、座り込み)」が総統府および台北駅の
前で行われている。
NHKのニュースでも報じられていますね。
毎日数十万人が赤い服や帽子をまとい、抗議活動中。
当初は静座だけだったが、徐々にデモ行進や興奮する
国民も現れ、また、逆に陳水扁の支持を表明する
国民が緑色の服を着て集まりだした。
収集がぜんぜんつかなくなってきた。
でも、なんだかお祭りムードがあるのが台湾らしい。
 
台湾ではどこに行ってもこの話題で持ちきり。
先日の足ツボマッサージ店では、
「この座り込みをどう思う?
 日本人はこのような行動に意味があると思うか?
 お前はどう思う?」
と質問の嵐。
タクシーに乗れば、
「俺は今日仕事の後に台北駅で静座に参加する。
 絶対に陳水扁は辞任すべきだ。」
とのお話。
タクシーの中にあったうちわを見ていたところ、
「お前にあげる。持って行け」と言われたのでいただいた。


 
台湾の人は政治に対して関心が高い。(日本が異常なのだが)
特に中国との緊迫した状況は現在も続いており、
日本のように戦争が「過去」の国とは比べ物にならないほど
政治が自分達の生活、将来に大きな影響を与えるのだ。