海部美知「パラダイス鎖国」アスキー新書(2008年3月)★★☆☆☆

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)


全体的に共感できる内容。
 

(P.132)
この場所に共存する企業や社会的な活動や個々の人は、同じような性質のものに偏らず、できうるかぎりバラバラな、ありとあらゆる性格や方向性を持っていることが望ましい。そうなることで、新しいアイディアを生み出し育てるための「創造的出会い」が起きやすくなるからである。

(P.180)
わかっていてとどまることを選ぶことと、知らないままその状態にとどまることとは、意味合いが違う。「パラダイス鎖国」の一番危険な点は、外部への興味を自らシャットアウトすることで、外の世界の情報と隔絶され、バランス感覚をなくすことだ。

 
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