飛鳥日帰旅行(奈良県)

6世紀から栄えた飛鳥の国へ。
 
ここ飛鳥は数々の古墳、日本最古の大仏、そして聖徳太子が生まれたところとして有名。
飛鳥駅前で自転車を借り早速散策開始。
なんだかとってものんびりしたところで心がスッキリしてくる。

 
まず訪れたのは高松塚古墳と高松塚壁画館。
高松塚古墳から見つかった壁画には、青龍や女子群像、男子群像、星宿図などが描かれ、
見る者を驚かせる。
 
その姿は、中国や朝鮮の昔のそれと非常に似ており、当時の文化が大陸から直接
持ち込まれたことがうかがえる。
 
次に訪れたのは、聖徳太子生誕の地、橘寺。
橘寺のすぐそばには、聖徳太子がここで生まれたことを示す記念碑が。

 
橘寺には聖徳太子が祀られている。

 
聖徳太子はこの馬に乗って説法に出かけたそうである。
また、飛鳥時代に作られた石像物「二面石」も。

 
次は石舞台古墳
7世紀初め頃に造られたとみられる古墳で、なんと2,300トン程度の石で造られている。
中は空洞でとても不思議。


 
石舞台古墳の前で食事。
うまい!

 
岡寺。
飛鳥にはお寺がたくさんあるけれども一緒に鳥居もあることが多く、神も仏も同じように
扱われていることを知る。
それにしても、なんと心地の良い空間なのだろう。



 
そして飛鳥寺。
ここには、日本最古の大仏「飛鳥大仏」が1400年、同じ場所に座り続けている。
その目の前で正坐し祈る。
御坊さんのお話によれば、聖徳太子もまさに今自分がいるこの場所に座り、念仏を
唱えたそうである。
なんとも不思議な感覚である。

 
最後に飛鳥資料館で勉強して、自転車をこいで駅に向かう。
何だか別れ惜しい気分になる。
 
田んぼとお寺と山々、虫の声、ゆったりとした時間。
このように身を任せて心地が良い空間にいれることを幸せと思う。
 
とても良い旅でした。
 
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