水村美苗「日本語で読むということ」筑摩書房(2009年4月)★★★☆☆

日本語で読むということ

日本語で読むということ


水村さんのエッセイや短編小説をまとめた本。
 
この本を読み終えたときの素直な印象としては、やはり水村さんの日本語は
とても美しく、なおかつ論理的で非常に読みやすいということ。
 
「本格小説」や「日本語が亡びるとき」を読んだときと同じ感覚が感じられる。
内容はもちろんだが、何よりも日本語の美しさに感動するのである。
 
続けて「日本語で書くということ」を読み始める。
 
こちらは、「日本語が亡びるとき」に直結するエッセイが比較的多そうであるから
どんな世界に浸れるか、さらに楽しみである。
 
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