水村美苗「日本語で読むということ」筑摩書房(2009年4月)★★★☆☆
- 作者: 水村美苗
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/04/22
- メディア: 単行本
- クリック: 28回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
水村さんのエッセイや短編小説をまとめた本。
この本を読み終えたときの素直な印象としては、やはり水村さんの日本語は
とても美しく、なおかつ論理的で非常に読みやすいということ。
「本格小説」や「日本語が亡びるとき」を読んだときと同じ感覚が感じられる。
内容はもちろんだが、何よりも日本語の美しさに感動するのである。
続けて「日本語で書くということ」を読み始める。
こちらは、「日本語が亡びるとき」に直結するエッセイが比較的多そうであるから
どんな世界に浸れるか、さらに楽しみである。
★↓ランキングに参加中。ワンクリックするだけで投票になりますので1日1回クリックをお願いします。