NHK「プロフェッショナル仕事の流儀 〜がん看護のスペシャリスト 田村恵子〜」

治療の手立てがないがん患者を看護するスペシャリスト「田村恵子」。
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日々、非常に厳しい環境で辛い思いをする仕事。
その中で、人一倍笑顔を振りまく。
 
「希望は、必ず見つかる」
 
人生を終えるその瞬間まで、「希望」は見つけることができる。
そう信じながら、希望を引き出すべく全力で援助する。
死と向き合い続けている。
 
患者はがんの痛みでのたうち回るほど。
精神的にも、まさしく絶望している。
 
そんな極限の仕事環境の中で、これほどのことができる人がいる。
もちろん、ものすごい重圧の中で悲しい思いも山ほどしているはずである。
なのにこの仕事を続けている。
 
人はこれほどまでに人を思いやることができるのか。
 
患者が亡くなったときに、田村さんは涙を流す。
しかし顔を洗い、また笑顔で他の患者の看護を続けるのである。
 
人の可能性は無限である。