勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術〜自分をグーグル化する方法〜」ダイヤモンド社(2007年12月)★★★☆☆


空港で買った本を機内で読了。
 
これまで勝間さんという人を知らなかったのだが、この本に出合えたおかげで勝間さんという
すごい人を知ることができ本当によかった。
勝間さん自身も本書の中で「本との出合いは一期一会」(P.155)と言っているが、
まさにその通りである。
 
今までも渡部昇一先生の「知的生活の方法」や、立花隆さんの「『知』のソフトウェア」など
数多くの知的生活に関する本を読んできたが、ウェブ時代の知的生活という観点でみると
この本はとても役に立つ内容満載であった。

・とにかく量的な拡大を行うことではじめは質を補っていく(P.72)
・失敗することではじめて「何が失敗でないか」を理解することができる(P.76)
・トライすることがすべて成功ということはあり得ない。逆に、すべて成功しかしないとしたら、その人はまったくチャレンジしていないことになり、とてもつまらない人生になる。(P.77)
・捨てる技術で大事なのは、「Not to do list」を作ること(P.85))
・(本の購入について)数千円であれば、私たちが1〜2時間働けば入手できる金額です。2時間の労働性かだけで、著者が何年も、何十年もかけて培った情報と交換させてくれるのです。(P.88)
・本を読む前に、なぜこの本を読むのか、この本から何を得ようとするのか」という課題を設定してしまう(P.94)
・マスメディア情報を減らし、実体験、他社体験、良書を3大情報源とする(P.137)
・良質な情報を手に入れる技術として大事なことには、1つの支店に偏らずに複数の視点からの情報を手に入れるべき。最低3つ、「知の3点測量法」(P.169)
・集中力を続かせる一番簡単な方法は体力をつけること(P.175)
・私たちの脳は、寝ている間に頭の中に散らかった内容を整理してくれる、したがって「睡眠は投資である」(P.176)
・インターネットができたことで、これまで数十年、あるいは一生かけても構築できなかったような人脈が1年もかけずに構築できるようになった(P.248)
・人脈作り上大事なことは、自分が知的生産活動の結果、得られた知見を惜しげもなく公開して、それを他の人に参考にしてもらい続けること(P.255)

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