台湾地域研究

今日は毎月定例の台湾地域研究の日。
 
最近、会場にすることが多い南京東路の「古典玫瑰園」にメンバーが集まり3時間ほどディスカッション。
今まではIMD国際競争力ランキングをもとに、台湾の強みと弱みについて仮説を立証する形で
行ってきたのだが、一段落したので新たなテーマを議論した。
最近は台湾の大手ノートPCメーカーが相次いでベトナム進出をしているので、このテーマを今後
調査していくこととなった。
 
いつものように話は弾み、三国志の話、IT業界の話など様々な内容に展開。
その中でも日本の同和教育の問題点に関する議論は、インドの指定カースト(Scheduled Castes
=SC)、指定部族(Scheduled Tribes=ST)における優遇枠制度(Reserve System=RS)の話に
酷似していることを発見し、差別の問題の根の深さや難しさをあらためて考えることができた。
 
日本の同和教育は、まさにアメリカでいうところのアファーマティブ・アクション(Affirmative
Action=積極的差別是正措置)だ。
この是非を問うという議論が、日本ではすっぽり抜け落ちていると思う。
 
今日も勉強になりました。
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