なぜか羽根がむき出しの扇風機
台湾の食堂で食事をしていてとても気になることがある。
それは壁の上部に取り付けられて最高回転数で回り続ける扇風機のことである。
これらの扇風機は、なぜかカバーが取り外されて羽根がむき出しのものが多い。
これはカバーによる風量損失をなくすための処置なのか、それとも長年愛用したために
カバー連結部が老朽化し外さざるを得なくなったのか。
その姿は何だか切ない。
ちなみに台湾の扇風機には、
0、1、2、3というボダンが付いている。
「0(ゼロ)」は当然「停止」のこと。
しかし問題はこれからである。
日本人的には、「0」の隣にあるんだから「1」は「微」とか「弱」だと考える。
しかしながらここは台湾、「1」を押すと最高風量になるのである。
専門用語で言うとデューティ100%である。
さすが、夏も冬も、暑くても寒くてもクーラーや扇風機のスイッチをオンにする国である。
扇風機を善意で頂戴し、愛用し始めて既に2ヶ月が経過したが、家に帰ってホッと一息、
扇風機のスイッチを入れるときに、いまだに誤って「1」を押し、
その高風量・高静圧のハイパフォーマンスに驚かされる日々である。
最後に切ない写真をもう一枚。
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