アスパラジュース

2年以上ずっと避け続けてきたアスパラジュース。
　
その響き、その入れ物は恐怖以外の何物でもなく、口に含んだときの衝撃を想像すると
挑戦好きの私でもなかなか手に取ることができなかったのである。
　
しかししかーし、いつまでも挑戦を先送りしてはならぬ。
そんな心の声に後押しされていざ試飲。
　
どうせ飲むなら2種類を飲み比べしてしまえ、ということになり恐怖の毒味会開催である。

　
嫌々ながら、ちょっと期待を抱きつつ、まず缶の方を一口、口に含むと・・・
　
あ、あ、あまーい！
うわさには聞いていたが、こんなに強烈に甘いとは。
しかもその怒涛の甘さの後に、自己主張激しいアスパラの風味が惜しげもなく広がってくるという恐怖。
　
もう嫌だと思いつつも、仕方ないのでパックの方へ。
う、こっちはこっちでアスパラが最初に攻めてきて何とも言えない恐怖。
　
残念ながら、ああ、飲み干すことはできず。　
後になっても必ず思い出すことができる強烈な味、是非、いつか体験してみてください。
　
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