茂木健一郎「脳と仮想」新潮社(2004年9月)

脳と仮想

脳と仮想


 
第4回小林秀雄賞を獲得した作品。
 
いままで読んだ茂木さんの本は、誰が読んでも分かりやすい本であったが、今回読んだ
「脳と仮想」はなかなか難しい面が多くて、私にとってはスパイスが効いている感じで、
いままで以上に刺激を受けた。
 
この本は、今後10年〜20年くらい私の中で大きな位置をしめるような気がする。
(老後の楽しみが増えた?)それくらいの衝撃。
 
この本に書かれていることはとても深く、容易に語ることができないことなので、これから
数年かけてじっくり再読しながら理解を深めた上で、自分なりに考察してみたいと思う。
 
それにしても、またとんでもない本を見つけてしまったものだ。
世の中にはすごい人がいるものだ。