ひらめき脳
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/04/15
- メディア: 新書
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・小学校の通信簿に「情緒の安定」という項目があるが、
これは「理性で感情をどれだけ抑えられるか」が
人間らしさの指標であるというフィロソフィーを表している。
本当にそうなのか。
感情研究のニューウェーブでは、理性と感情は一体のものと
言われている。
もし感情がなければ、「最初のペンギン」は生まれない。
最後に背中を押す直観を支えるのが、脳における感情の
システムなのである。
・神経科学者、ウォルフラム・シュルツ
「適切な文脈における不確実性は、それ自体が脳にとっての
報酬になりうる」
・規則的な部分とランダムな部分が混ざっているのが
一番魅力的である。
・創造性は「体験×意欲」で決まる。
無からひらめきは生まれない。
学習して脳の側頭葉にいろいろ記憶や体験のアーカイブを
蓄えておかなければ、ひらめきを得ることはできない。
・セレンディピティ:思わぬ幸運に偶然出会う能力。
・エジソン
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力のたまものである」
・パスツール
「幸運は準備のできたものに味方する」
Chance visits the prepared mind