小林よしのり「新・ゴーマニズムSPECIAL 台湾論」小学館（2000年11月）★★★★☆

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

蔡焜燦さんの本「台湾人と日本精神」で触れられていた
小林よしのりさんの「台湾論」を読む。
　
台湾を正確に捉え、それを見事に描写している作品である。
3年3ヵ月に渡った台湾生活で、私が見て、話して、学んだ結果、
考えたこと、感じたこととほぼ同じことが書かれている。
　
「日本人とは何か」「日本人にとって戦争とは何だったのか」について
考えるのであれば、台湾を考え、台湾を知るということが近道なのである。