安河内哲也「人を『その気』にさせる技術」角川書店(2010年3月)★★★☆☆

人を「その気」にさせる技術 (角川oneテーマ21)

人を「その気」にさせる技術 (角川oneテーマ21)

やる気の原動力(5つのメンタル条件)

  1. 快感、ポジティブな喜びがあるか
  2. 自発的欲求があるか
  3. 目標を持っているか
  4. 自信はあるか
  5. 責任感、使命感はあるか

人間が行動を起こして目的を達成するための三つの作業

  1. 目的と目標を明確にする
  2. 目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
  3. 目標を達成するまで、その実行を中止しない

モチベーション

  • ポジティブ循環をつくったら勝ち
  • 人生の拾いものは、ちょっと道から逸れたところから見つかることが多い
  • 視野の広い人は伸びる
  • どんな大きな仕事でも、それを小分けにしてゆっくり取りかかれば必ずできるようになる(ヘンリー・フォード
  • 「やらざるを得ない」という切迫した意識がどれだけあるか
  • 反省を「技術的な反省」と「精神的な反省」に分けて精神的な反省は一切しない、技術的反省だけを徹底的にやる
  • 技術的な反省に基づいた自分ルールを貯めていけばいくほど、失敗を回避できる率が高くなる
  • 大切なのは失敗しないことではなく、失敗しても潰れてしまわないこと
  • 意識してポジティブなシャワーを浴びる
  • 相手から話を振られたら、否定的な答えをするのではなく、必ずポジティブな返答をする
  • 元気でポジティブな人は、ネガティブなところには近づかない
  • やる気がない人は基本的にやる気がない人と付き合いたがり、やる気がある人はやるきがある人と付き合いたがる
  • やる気のない人というのは「自分の頭で考えることを怠っている人」
  • ポジションは与えられるものではなく、自分で築いていかなければならないもの
  • 人生はやる気次第で変えていける

教育

  • 叱ったり厳しく言ったりして強圧的に変えようとしても、そこにはプラスのエネルギーは働かない
  • その人が自分の意志で言ったことを否定してはダメ
  • 考え方を「変えて」やるのではなく、自分で変わっていけるようにしてあげる
  • 論点をずらし、側面からさりげなく気づかせたり悟らせたりする
  • 成功した事例よりも、失敗経験を教える方が効果的
  • ダメさとすごさを両方見せる
  • 達成の度合いがどんなに小さくともほめる
  • つねに「これしかできない」ではなく「こんなにできた」と見てやる
  • プロセスに目を向ければほめる理由はいくらでも見つかる
  • その人の弱点をいい方向へと変えるには、ちょっと極端なぐらいに逆を言って軌道修正をする
  • 人間は無意識に自分を正当化するところがある
  • 無理矢理やらせようと強制するのではなく、「その気」になるようないい環境を「さりげなく」準備する
  • さりげなく熱くやる

 
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