安河内哲也「人を『その気』にさせる技術」角川書店(2010年3月)★★★☆☆
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
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やる気の原動力(5つのメンタル条件)
- 快感、ポジティブな喜びがあるか
- 自発的欲求があるか
- 目標を持っているか
- 自信はあるか
- 責任感、使命感はあるか
人間が行動を起こして目的を達成するための三つの作業
- 目的と目標を明確にする
- 目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
- 目標を達成するまで、その実行を中止しない
モチベーション
- ポジティブ循環をつくったら勝ち
- 人生の拾いものは、ちょっと道から逸れたところから見つかることが多い
- 視野の広い人は伸びる
- どんな大きな仕事でも、それを小分けにしてゆっくり取りかかれば必ずできるようになる(ヘンリー・フォード)
- 「やらざるを得ない」という切迫した意識がどれだけあるか
- 反省を「技術的な反省」と「精神的な反省」に分けて精神的な反省は一切しない、技術的反省だけを徹底的にやる
- 技術的な反省に基づいた自分ルールを貯めていけばいくほど、失敗を回避できる率が高くなる
- 大切なのは失敗しないことではなく、失敗しても潰れてしまわないこと
- 意識してポジティブなシャワーを浴びる
- 相手から話を振られたら、否定的な答えをするのではなく、必ずポジティブな返答をする
- 元気でポジティブな人は、ネガティブなところには近づかない
- やる気がない人は基本的にやる気がない人と付き合いたがり、やる気がある人はやるきがある人と付き合いたがる
- やる気のない人というのは「自分の頭で考えることを怠っている人」
- ポジションは与えられるものではなく、自分で築いていかなければならないもの
- 人生はやる気次第で変えていける
教育
- 叱ったり厳しく言ったりして強圧的に変えようとしても、そこにはプラスのエネルギーは働かない
- その人が自分の意志で言ったことを否定してはダメ
- 考え方を「変えて」やるのではなく、自分で変わっていけるようにしてあげる
- 論点をずらし、側面からさりげなく気づかせたり悟らせたりする
- 成功した事例よりも、失敗経験を教える方が効果的
- ダメさとすごさを両方見せる
- 達成の度合いがどんなに小さくともほめる
- つねに「これしかできない」ではなく「こんなにできた」と見てやる
- プロセスに目を向ければほめる理由はいくらでも見つかる
- その人の弱点をいい方向へと変えるには、ちょっと極端なぐらいに逆を言って軌道修正をする
- 人間は無意識に自分を正当化するところがある
- 無理矢理やらせようと強制するのではなく、「その気」になるようないい環境を「さりげなく」準備する
- さりげなく熱くやる