大前研一ほか「時間とムダの科学」プレジデント社(2005年8月)★★★☆☆

時間とムダの科学 (PRESIDENT BOOKS)

時間とムダの科学 (PRESIDENT BOOKS)


久々にプレジデント社の本を読む。
とてもためになる本。
 

≪時間≫
・効率・スピーディーに駆け抜ける時間と、立ち止まりじっくり考える時間を使い分ける。(ローソン/新浪氏)
・朝は頭を使う仕事を、夜は早めに帰って寝る。(ローソン/新浪氏)
・仕事上のスケジュールを「半分にする」ことを考えろ。(大前氏)
・買えない。雇えない。価格もない。簡単に消える。蓄積もできない。したがっていつも不足している。他のものに代替ができない。しかも、人間に付きまとって離れない。これなしで生きるのはむずかしい。それが時間である。(ドラッカー)
・おそらく、時間に対する愛情ある配慮ほど、成果を挙げている人を際立たせるものはない。(ドラッカー)
・マネジメントとはまず、時間を管理することである。(ドラッカー)
・ドラッカーの優先順位の法則
 1. 過去ではなく未来を選べ。
 2. 問題ではなくて機会に焦点をあわせよ。
 3. 横並びではなくて独自に方向を決めよ。
 4. 無難で容易なものではなくて、変革をもたらすものに照準を高くして合わせよ。
・多くの人は他人に対する約束は守ろうと努力するが、自分への約束は何かと理由をつけて破ってしまう。(竹村氏)

 

≪ビジネス≫
・数字と向かい合うとき、一人ひとりの人材を”コスト”としてではなく”知を生む存在”と位置づける。(キャノン/御手洗氏)
・日本人は、「働らかなければならない」「残業しなければならない」と手段を目的化して満足している。(ソフトブレーン/宋氏)
・計画や企画の立案の際には、「人」「金」「モノ」「時間」「気」という五つの項目で構成要素を考える。(畑村氏)

 

≪哲学≫
・目標を達成できない理由を、万が一にも外部環境や他人のせいにしてはならない。(ワタミ/渡邉氏)
・人生に六本の柱を持ち夢を描きなさい。仕事、家庭、教養、財産、趣味、健康。(ワタミ/渡邉氏)
・人間が変わる方法は三つしかない。時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える。(大前氏)

 

≪クリエイティビティ≫
・自分が物理的にどれだけの仕事をこなすかよりも、価値にしてどれだけのものを生み出しているかが大事。(ローソン/新浪氏)

 
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