「司馬遼太郎記念館」東大阪市下小阪3丁目11番18号

念願かなって「司馬遼太郎記念館」へ。
 
敷地に入ると、まず司馬さんの自宅。
外から書斎を見ることができる。
書斎は当時のままとなっており、しばらく見入ってしまう。

 
司馬さんはあるテーマの本を書くとき、自宅にある6万あまりの蔵書から
関連する本数百冊をまずこの書斎に移し、それから執筆に取り掛かるという。
現在置かれているのは、未完の作「街道をゆく〜濃尾参州記」を書くための
資料である。
 
司馬さんの自宅の隣にある記念館。
これはモダンな建物で、かの安藤忠雄氏の設計によるもの。
http://www.shibazaidan.or.jp/03kentiku/image/SHIBARYO.jpg
 
中に入ってまず驚いたのは大書架。
ここには約2万冊の本が並んでいるそうである。
(撮影禁止だったので入場時にもらったパンフレットの写真を撮影。
 中央の椅子を見ればその大きさが分かると思います)

 
司馬さんの「知」が見てとれたようで圧巻。
しばらくぼーっと大書架を眺めていた。
こんな大書架が自宅にあったら良いなぁ・・・。
 
展示室には自著本や資料のメモ書き、愛用の品々も展示してある。
ひとつひとつ、しっかりと拝見する。
 
壁にかかった「二十一世紀に生きる君たちへ」を一文字ずつゆっくりと読む。
 
司馬さんが一生をかけて問い続けた「日本」「日本人」というテーマ。
その意味を自分なりに考えつつ、特別な時間を過ごしたひと時であった。
 
売店で司馬さんの著書が売られていたので、どっさりと購入してしまった。
未読の本がどんどん増えていく・・・。
 
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