池上彰「そうだったのか!アメリカ」集英社文庫(2009)★★★☆☆

そうだったのか! アメリカ (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)

そうだったのか! アメリカ (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)

  • アメリカではさまざまな社会問題が発生するたびに、宗教的な観点からの賛否が巻き起こる。
  • 連邦と州で相反する法律があった場合は、連邦が優先するけれど、連邦の憲法や法律で決められていないことは、州の独自の判断に任される。
  • アメリカという国は、キリスト教の理想に基づいて「新しいイスラエル」として建国されました。この伝統を持つアメリカの人々の多くは、世界を、自分たちの文明社会である「新世界」と、野蛮な「旧世界」に二分して考えます。そして、「神によって祝福されたアメリカ」には、世界を指導していくという「神聖なる使命」が与えられていると考える発想を持つに至りました。この「理想」を世界に広め、反対する国や政権は倒してしまうことが、「神聖なる使命」であると考える「善意」の国になったのです。
  • アメリカの兵器輸出は、世界全体の兵器輸出の7割を占めています。兵器を輸出することは、アメリカにとって、金銭的な利益だけにとどまりません。世界各国との関係を緊密化する効果があります。
  • アメリカには、2億2000万丁を超える銃があります。毎年1万人以上が銃で殺される社会。

 
★↓ランキングに参加中。ワンクリックするだけで投票になりますので1日1回クリックをお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ