京都日帰旅行(宇治〜伏見桃山)

晴天の京都へ。
 
京阪宇治線宇治駅を下車し、さわらびの道を歩く。
源氏物語の舞台となったこの地をゆっくりゆっくり歩いていると、
いつの間にか普段と異なる時間の中に吸い込まれている。
 
平等院の鎮守社である宇治上神社
安らぎを与えてくれる空間。
ついつい時間を忘れて長居してしまう。


 
宇治神社。
毎年この場所に来て、同じ祈願をしている絵馬を見つける。
この方の思いはとても純粋なのだろう。
そうやって、ひとつのことを思い続けることができるということ自体が
実は幸せなのかもしれない。


 
宇治川に架かる朝霧橋。
やわらかい日差し、おだやかな空気。
心の底から心地よい。


 
そして、楽しみにしていた平等院鳳凰堂
過去に二度訪れたことがあるけれども、そのクオリアは新しいものだった。
季節、温度、空気、そして何よりも自分。
変化することが自然なのだ。


 
昼食をとった後、電車にのり中書島の駅で降りる。
5分ほど歩くと古い建物が立ち並ぶ市街へ。

 
ここには月桂冠大倉記念館があり、利き酒ができるということで躊躇せず入館。
うふ、うふふ。

 
この軟水が美酒を生む秘訣。
とてもやわらかくて優しい舌触りの水だった。


 
利き酒を軽く飲んだだけで良い気分。
さらに伏見桃山をゆく。
 
このあたりは酒造がたくさんあるけれども、あらためて来ることにして
史跡の寺田屋を目指す。

 
坂本龍馬ゆかりの地であるこの場所に、竜馬の言葉が残されている。
この素敵な言葉を何度も読み返し心に刻み込む。
「世の中の人は何とも云えばいへ わがなすことはわれのみぞ知る」

 
竜馬通り商店街


 
大手筋商店街を抜け、御香宮神社へ。
ここにもゆったりとした時間が流れている。





 
人があまりいないところに梅の木を発見。
なんだか得した気分。
もうすぐ春だなぁ。

 
Kyoto, Japan
Canon EOS Kiss X3 / EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
 
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