比叡山日帰旅行(延暦寺)

天気予報によると本日は「曇のち晴」とのことで、朝から電車に乗って比叡山を目指す。
 
京都に向かう電車から外をみると雪が積もっている。
琵琶湖畔の比叡山坂本駅に到着。

 
駅からケーブルカー乗り場へ向かう途中、観光客らしき人はひとりもいない。
もしかして動いていない?
 
そんな不安を覚えながらやっとケーブルカー乗り場に到着。
どうやらケーブルカーは動いている様子。
しかしながら、ここでこれほど雪が積もっているのだから、山の上はいったい
どうなっているのだろう、と不安に包まれる。
 
その後、観光客が次第に多くなってきて一安心。
ケーブルカーに乗って比叡山延暦寺を目指す。
このケーブルカーは日本一の長さ、日本一の景色とのこと。

 
山の天気は変わりやすく、ケーブルカーが登っていくと次第に芳しくない天気に。

 
終点の比叡山駅に到着したころには雪が舞う。
まさか雪に降られると思っていなかったから、当然傘は持っていない。
木から降ってくる雪解け水にあたりながら、体が心底冷えていくのを感じる。
これほど体が冷え切ったのは何年ぶりだろう。
 
目指したのは東塔。
まず、比叡山第一の仏堂である根本中堂へ。
 
その寒さが、根本中堂の神聖な空気をより一層引き締める。
お堂の中を見て息をのむ。
言葉では到底表現できない感覚が全身を包む。
 
文殊楼。
人生で経験した中でもっとも急な階段を上った先に、また空気が違う空間が。

 
冷え切った体を延暦寺会館で温めてから、戒壇院、法華総寺院、阿弥陀堂へ。


 
ふと空をみると、ひとときの青空が広がる。

 
その後、また天気が悪くなってきたので下山することに。
雪が降り積もり、冷えていたことも影響しているかもしれないが、比叡山延暦寺
空気は本当に不思議なものだった。
 
深い安堵を感じたひとときであった。
 
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