リーダーとしてふさわしい行動、あるまじき行動
リーダーとしてふさわしい行動
Envision（ヴィジョンでもって組織を率いる）
- ヴィジョン（将来の構想）を作り、常にヴィジョンを掲げる
- 限界でなく可能性に焦点を当てる
- 組織を主要な目標と勝つための戦略に集中させる
- ヴィジョンに対する本人の信念を言動で示す
Energize（動機づける）
- ゴールを決め、高い基準で役割と責任を明確に定義する、一貫してぶれない
- 緊迫感を示す
- 自他ともに誠実なコミュニケーションをする
- 熱意を持っていることや、リスクをもいとわないことを行動で示す
- 人々を大切に思っていることを示す
Enable（人材育成・組織開発をする）
- 戦略の実行に必要な能力を定義し、育成する
- 自らが率先して高い影響力があるシステムを開発する
- リーダだけが解決できる障害を取り除く
- データベースの問題解決を奨励する
- 自らの仕事をするための必要なスキルを持つ
- 人々の能力を育成する前向きな環境を作る
- 効果的に権限委譲する
- 成功と貢献に報い、褒める
- 自ら部下のキャリア育成のプロセスをリードする
- 個性を価値ある多様性として認める
- 状況に合わせて臨機応変に行動する
リーダーとしてあるまじき行動
ヴィジョンを持たずに組織を率いる
- ヴィジョンがない
- 可能性がないとあきらめる
- 組織がばらばらの方向を向いている
- 本人に信念がない
部下をがっかりさせる
- 目標がころころ変わる、役割分担がはっきりしない
- のんびりしている
- 陰口や讒言の横行を許す
- 情熱がない
- 部下を重要視していない
人材を育てない
- 必要な人材を確保しない
- 重要なことはいつも人任せ
- 重要課題から逃げる
- 勘に頼りすぎる
- 上に立つには十分な能力がない
- 人材育成する環境ではない
- 権力を独占する
- 成功に報いない、褒めない
- 部下のキャリア育成を考えない
- 個性の強いものは嫌う
- 異なる状況に対応できない
（和田浩子「P&G式 世界が欲しがる人材の育て方」ダイヤモンド社、P.210より）
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