茂木健一郎「笑う脳」アスキー新書(2009年8月)★★☆☆☆

笑う脳 (アスキー新書)

笑う脳 (アスキー新書)


人間の笑うという行為を思考してみる。
考えれば考えるほど、その神秘に魅せられていく。
 
鋭く張り詰めた緊張を緩和させるための笑い。
絶対的な権力に対して反抗するための最大の武器としての笑い。
知的会話の極致としての笑い。
 
人が生きるために不可欠なものとして、笑いは存在している。
 
この世界に笑いがなければ、どんなにつまらない世の中になってしまっていたのだろうか。
この世界に笑いがなければ、自分はどれくらい辛い日々を送っていたのだろうか。
この世界に笑いがなければ、人類はすでに滅亡していたのではないだろうか。
 
ただし、笑っていればよいわけではない。
張り詰めた緊張がある一方で笑いがあるから心が和む。
四六時中笑っていることができないから、笑いの価値が生まれる。
 
「価値ある笑い」を生むためにがんばっていこう。
 
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