直島・倉敷旅行(1日目)
思い立ったが吉日ということで直島へ。
直島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島だが、そこは知る人ぞ知るアートに満ちた島。
特に現代美術が大好きな私にとっては、絶対に攻略しなければならないスポット。
存在をふと思いだし、カバン一つで出かけた。
新幹線、在来線、フェリーを乗り継ぎ、香川県の直島に到着。
雨男らしくあいにくの雨である。
まずは家プロジェクト。
本村地区の古い家屋を改築して、そのままアートスペースとして用い、丸ごと作品とした
プロジェクトである。
住宅街に紛れ込む美的空間。
町を歩きながら、所々に突如現れるその神秘に素直に吸い込まれていく。
「はいしゃ」「石橋」「護王神社」「南寺」「角屋」「碁会所」。
いずれも個性あふれる不思議空間。
「はいしゃ」は、古い二階建ての家にとんでもなく大きなものがドーンとあり、度肝を抜かれる。
「南寺」では真っ暗闇のなかで次第に浮き上がる光を目指して歩き出す。
(たぶん)三途の川を渡るような体験であった。
そして島を歩く。
地中美術館。
どのような作品があるのかまったく知らぬまま入る。
この美術館は空間そのものがアートで、異次元に来てしまったかのよう。
自分が透明になり、あたかも空気になってしまったかのような気分になる。
この空間、この建築、ああ、安藤さんの本領発揮である。
ベネッセアートサイト直島。
展示作品はさほどだけれども、やはり安藤さんの建築がかなりのものですごく心地が良い空間である。
今度は宿泊してみたいなぁ。
そして宿へ。
宿泊するのは「黄櫨染(こうろぜん)」。
とてもきれいな広い部屋で快適。
夕食もうまい。
食後に散歩。
雨後的天空と、なぜかカボチャ。
ふと、しゃれたバーを発見。
一杯やってみる。
こうして1日目が終了。
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