大江健三郎「見るまえに跳べ」新潮文庫(1974年5月)★★★☆☆

見るまえに跳べ (新潮文庫)

見るまえに跳べ (新潮文庫)


生々しく繊細な大江ワールドである。
 
私が初めて大江健三郎の作品に触れたのは「個人的な体験」であったが、そのときの衝撃たるや
高校生の自分には大き過ぎ、揺らぎでは済まない破壊に近い体験となったことを覚えている。
 
この短編集「見るまえに跳べ」も、一作一作が衝撃的でものすごい質量。
文学の凄さを思い知らされた作品であった。
 
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