「中国人の10の好きなもの、10の恐いもの」

「中国人の10の好きなもの、10の恐いもの」(Record Chinaより)

<好きなもの>
 
1.自分が好き
グルメにせよ、ダイエットにせよ、形は違えどつまりは自己愛の表れである。
 
2.テレビが好き
テレビのリモコンを手放せない。テレビなしでは夫婦の会話もない。
 
3.睡眠が好き
睡眠は金銭同様、都会に住む者の贅沢な夢である。
 
4.友人が好き
身内と同じように慰めになるし、コネとしても大切。
 
5.旅行が好き
見知らぬ土地を旅する楽しさや新たな出会いは、代わり映えしない日常生活の最も良いカンフル剤である。
 
6.ペットが好き
自分になついてくれるペットは、恋人よりも安全で簡単に満足感が得られる。
 
7.アイドルが好き
一般人でもアイドルになれる時代。ただし、判断力を奪う「教祖」のようなアイドルは注意が必要である。
 
8.お金が好き
嫌いな人はいないだろう。お金そのものは無味無臭だが、用途は様々。
 
9.家族が好き
最も大切なもの。精神的にも経済的にも日常生活においても、最も頼りになる支えである。
(編集部注:原文記事で3の睡眠が重複して掲載されていたため、9つとなった)
  
<恐いもの>
 
1.病気が恐い
医師は良く効くが高価な薬を処方する傾向があり、医療保険の適用にも制限がある。患者は医師の責任逃れを恐れ、医師は医療訴訟を恐れる。
 
2.情勢変化が恐い
市民にとっては平穏無事が一番大事。
 
3.肥満が恐い
女性の「食べたいのに太りたくない」という矛盾。しかし男性はふくよかな女性に魅力を感じている。男性の肥満は、気付いたときにはすでに健康に影響があることが多い。
 
4.騙されるのが恐い
こういうタイプは、自分は聡明で損得勘定に長けていると思っている人に多い。
 
5.人前で恥をかくのが恐い
こういうタイプは完璧主義者に多い。
 
6.失業が恐い
失業は収入源を失うと同時に、社会に溶け込んでいるという安心感をも失う。
 
7.孤独が恐い
人類は古来より、集団生活を送っている。単独での力は弱く、個性は集団の中で最大限に発揮できる。
 
8.配偶者の浮気が恐い
自分の魅力が失われていくことに対する不安でもある。
 
9.人間関係が恐い
今のご時世は人間関係が複雑。権力があるほど、人間関係の牽制力は増す。
 
10.別れが恐い
夫婦、親子、恋人、親友、どんな関係であっても最後は必ず別れる。楽観的に言えば、最後はみんな天国で会えるかもしれないが。
 
2009年6月4日付「新周刊」からの抜粋

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