野村総合研究所「モチベーション企業の研究」東洋経済新報社(2008年7月)★★★★☆

モチベーション企業の研究

モチベーション企業の研究


モチベーションというなかなか捉えどころがないことを、見事に体系化したうえで具体的事例を
豊富に掲載することによって実践可能なレベルに落とし込むことを試みたすばらしい本。
 
モチベーション研究、およびモチベーション経営具体的検討の際の基礎的理論構築のため
利用したい本である。
 

(P.52)
非経済的原動力を構築するために
「観念論ではなく仕組みに落とせ」
「信念と忍耐力を持って長期的にコミットせよ」
「市場と競争の現実を重視しつつ競争力とモチベーションとを統合せよ」

 

モチベーション再生の組織戦略「VOICEモデル」
1. バリュー・アプローチ(共有価値観のデザイン)
2. オポチュニティ・アプローチ(成長機会のデザイン)
3. イノベーション・アプローチ(創造する楽しさのデザイン)
4. コミュニケーション・アプローチ(情熱循環のデザイン)
5. エンパワーメント・アプローチ(能力発揮環境のデザイン)

 
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