本田直之「レバレッジ時間術」幻冬舎新書(2007年5月)★★★★☆


時間の使い方については人一倍考えているつもりだけれども、あらためてこうしてしっかりと
まとめられた考え方や方法論を読むととっても参考になる。
時間を効率良く使えていないと思ったときに、また手に取りたい本である。
  

≪重要事項≫
・時間を「消費」ではなく「投資」する。
・自分の時間はすべて自分で「アクティブ」にコントロールする。
・「Doing More With Less」(少ない労力でより多くの成果を)ということを常に考える。

 

≪ためになった事項≫
・時間を効率的に使うこと、ゴールに最短ルートでたどりつくことこそ、すべての成功の鍵。
・肉体労働は、時間そのものが尺度になる場合が多いが、知識労働の世界は、時間で労働成果を測ることができない。
・仕事の中身とは関係なく、長時間労働することで「よく働いた」とカン違いしてしまいがち。
・人が「忙しい」と感じるとき、まだ10倍程度の仕事はこなせる。
・時間の使い方が上手で質の高い仕事をしていると思う人は、概して面倒くさがり屋。
・「時間を投資する」とはどういうことか。その核は「仕組み」をつくるために時間を使うということ。
・三か月先、半年先まで見通して俯瞰逆算してスケジュールを立てる。
・今日何をすべきか、明日何をすべきかは、すべてゴールから逆算する。
・毎日「今日は何時に起きよう」「何時に食事をしよう」「何時に家を出よう」などと考えて行動するのはそれだけで時間のロス。
・一つひとつの行動に時間の枠を設けることで、その枠内で完結させようというモチベーションが強く働く。
・面倒なこと、苦手なことほどパターン化させてしまう。
・小さなこともリストにして習慣づける。
・私たちはよく「時間がない」という言葉を口にするが、むしろ時間がありすぎるから時間がなくなる(例:夏休みの宿題)。
・朝、1〜2時間早く起きることは、人生を変えると言っても決しておおげさではないほど大きな資産を生んでくれる「時間投資」。
・週末も平日と同じ時間に起きる。朝寝坊はその場は気持ちがいいが、すぐにしっぺ返しが数倍になって返ってくる。
・記憶作業は寝る前にするのが効果的。(夜にインプット→睡眠→朝に復習)
・自分の時間を守る意識の強い人は、相手の時間も尊重しようとする。
・「パーソナルブランディング」を行う。

 
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