台湾バナナとエクアドルバナナ

八百屋さんで「台湾バナナ」を購入し、家に帰って食べようとしたら「エクアドルバナナ」とある。
これは一体どういうことかと、少し調べてみた。
 
財務省貿易統計によれば、2007年度には年間約97万トン以上のバナナが輸入されている。
今やものすごい量の様々な野菜、果物を海外から輸入しているがバナナはその典型例である。
 
やはりそのほとんどがフィリピンからである。
そして初めて知ったのがエクアドルからの割合が5%を占めるということ。
以外にも、台湾からの輸入は2%のみである。

日本のバナナ輸入における国別割合
91%:フィリピン
5%:エクアドル
2%:台湾
2%:その他
(出典:財務省貿易統計、2007年)

 
台湾バナナというと比較的高級なイメージがあるから、八百屋さんは「台湾バナナ」と
うたったのであろうか。
そもそも台湾バナナとエクアドルバナナは種類も味も異なるようだ。(ちなみに見た目も)
 
堂々と「台湾バナナ」とうたう大阪の八百屋さんもすごいけれども、それを見極めることが
できず購入した私も結局はそのレベルなのである。
 
身近なグローバリゼーション。
これらに興味を示し一つひとつ知ろうとすることで、自らのグローバル志向を育む
ことができる。
 
ちなみにWebサイト「果物ナビ」によると、正式に日本へ輸入が開始されたのは1903年
(明治36年)、台湾産のバナナ。
バナナは栄養が豊富で価格も安いことから日本に広まったようだ。

・主な栄養成分(可食部100g中)
 カリウム(360mg)、食物繊維総量(1.1g)、マグネシウム(32mg)
・主な効能
 便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、糖尿病予防、がん予防

  
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