伊藤真・岩瀬大輔「超凡思考」幻冬舎(2009年2月)★★☆☆☆

超凡思考

超凡思考


 
岩瀬さんの本ということで早速Amazonで購入。
良く見ると、岩瀬さんの先生だったという伊藤さんとの共著であった。
 
特に岩瀬さんの文章からは学ぶことが多い。
その思考、内容はもとより、人を引き付ける文章力も素晴らしい。
 
有用だと感じた箇所をメモ。
 

・地道な努力、がむしゃらさ、泥臭さ……結局のところ、どこまで自分の弱さをさらけ出し、それでも諦めないで続けられるか。それに尽きる。
・問題を正解できたという小さな勝利感と達成感の積み重ねが、さらに次のやる気を引き起こす。
・プレッシャーを自分で作り、それを上手に利用する。
・足りない要素をお互いに補える組織こそ最強。
・HBSでは、バランスよくすべてをこなすよりも、強い部分を徹底的に強くしたほうがいいという教育方針が明確にあった。
・「できない理由」を100個見つけるよりも、「できる理由」を100個見つけたほうが生産的。
・人と違うことをする。自分のものさしで人生を決める。
・体験こそがいちばん効果の高い学習法。常に、まず行動、まず体験。
・発想や着想はその人の力の一割に過ぎず、九割は実際に行動できるかどうか。
・「うまくいく人」は、何かに挑戦する際にすべてを自分でやろうとしない。
・「今、与えられた仕事で一番になりなさい。それが日本一の弁護士になる早道だよ」
・オープンにして失うものなど、何もない。できる人ほど手の内を明かすのは、ほんとうの秘密はそこにないと知っているから。
・すべての情報、意見にはバイアスがかかっている。その発信者が依って立つ立場や動機、経験によって同じ物事がまったく異なって見える。
・魅力的なプレゼンは常にクライマックスから始まる。
・伝えたい内容は、実は相手(聴衆)が聞きたいと思うことしか伝わらない。
・自分が子ともに何か言えることがあるとすれば、人と違ってもいいんだよ、ということかも。違いを極めれば、その先が拓ける。
・自分が置かれている状況をどれだけ幸運と思えるか。自分を客観視できるか、足るを知ってるかがキー。
・キレイごとをバカにしない。青臭い議論や言葉、理想論が意外に大切。

 
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