村上憲郎「村上式シンプル英語勉強法」ダイヤモンド社(2008年7月)★★☆☆☆


 
新聞の書評で知った本を読了。
 
読み終えて、
「とにかくガンガンやってしまえば英語はできるようになるのだ」
という結論に達した。
 
村上さんは米Google副社長兼日本法人社長。
日本の会社で技術者として8年働き、外資系に転職、営業になる。
そこで初めて英語が必要になる。
それまでは海外に行ったことも、英語を使うことも全くなかったとのこと。
31歳から英語を勉強して今に至ったからすごい。
 

1. 読む
「日本語と同じように英語で読めるようになる」のが目標。
「あれ、さっき読んでたニューズウイーク、日本語版だったっけ、英語版だったっけ?」の感覚。
→そのために、300万語、小説約30冊分の英語を読む。
 絶対に後ろへ戻らない、一定のスピードで。
 
2. 単語を覚える
「社員1万人の会社の社長になり、名前を覚える気分で」
毎日顔を合わせるつもりで1万語を覚える。
→毎日1万語を全部見る。1秒あたり1語で、2時間45分。
 
3. 聴く
「ウェイトリフティングやボディビルと同じ、難しいくらいのスピード、内容を聴く」
→1,000時間聴く。毎日1時間で3年。
 
4. 書く
「私たち日本人には、英作文はできません。無理です。」
「英借文」するしかない。
→ネイティブの書いたビジネス文書や、外国から来たEメールなどをひたすら収集。
 読みにくかったらだめ、ロジカルに書く。
 
5. 話す
「事前準備をしておけば大丈夫、話せるから自信もつく」
→自分自身に関する100の英文をつくっておく。各3行くらいで十分。

 
上記のとおり、すごい勉強法だけれども、
「今、英語ができないこと自体、超ヤバイ状況である」
という認識がなければ何も始まらない。
 
その認識を自分にどう植え付けるか、それさえわかれば後はスラスラ(?)だと思う。
 
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