勉強の仕方を考えるときに大切なこと。

1. 感受性 あるいは あるものを見て 感動する力
2. それをその瞬間だけに留めず 定着させる力
3. インプットよりも アウトプット重視
 
ビジネススクールの教室にいて感じたことは、まったく同じ内容の授業を聞いていても、人によって受け止め方はまちまちだということ。自分と仲間が「すごい!」と感じた内容でも、ほかのひとは「そんなの当たり前だ」「つまらない」と言ったりする。
どうせ同じものを見ているなら、「そんなの知っているよ」というよりも、「これは面白い!」「自分のビジネスにこのように適用できる」と感動できた方が得ではないか。
次に、せっかく感動しても、その場限りで終わってしまってはいけない。何らかの形で、メモを残しておくべき。しかも、できたらその場限りではなく、のちにも見直す形式がいい。今であれば、その手段としては、ブログがもっとも有効ではないか。
本でもテキストでも、じゃんじゃん書き込むようにした方がいい。余裕があれば、感動した内容を簡単にブログにメモっておけばいい。何らかのきっかけで後から見直せば、そのときの感動がよみがえってくる。
最後に、一般的な教養を身につけるという目的ならさておき、ビジネス分野で学ぼうとするのであれば、机上の学びで終わってしまっては仕方がない。必ず、自分が日々取り組んでいるビジネスに役立てなければ意味がない。本を読んだり人の話を聞いたりしながらも、「自分がいまやっている仕事にどのように応用できるだろうか」という明確な目的意識と想像力をもって、学ぶことが重要ではないか。
 
岩瀬大輔さんブログ「生命保険立ち上げ日誌」2007年11月22日 (木) "感動力×定着力" より

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