プレジデント、2007年1月29日号

PRESIDENT (プレジデント) 2007年 1/29号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2007年 1/29号 [雑誌]


東京大学総長の小宮山宏さんと梅田望夫さんの対談があったので
AKTに買っておいてもらい、台湾へ持ち帰った雑誌を読んだ。
その対談もためになったが、東京大学が講義内容を一部公開している
ことを知ることができたのが何よりの収穫。
UTオープンコースウェア(UT OCW)といって、東京大学の講義資料の
一部をPDFファイルやビデオ、ポッドキャストで無償公開している。
すでに多くの講義がアップされていて、これから忙しくなるぞ〜と
ワクワク。
↓公開されている講義リスト
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/course-list/index.html
↓登録されてるポッドキャスト
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/podcasts/index.html
 
早速、少しだけですが拝聴させていただきました。

佐々木毅東京大学総長講義 学術俯瞰講義 2006「社会の形成」より
 
社会は人間によって創造され、構成されており、人間が社会をどう把握し、
どう理解するかによってその実相は少なからず異なり、
さらには変化しうるものである。
したがって、それぞれの認識がどのような把握と理解を伝えようと
するものであるかについて、常に原点に立ち返って吟味をし、
検討する知的態度が求められる。

 
学術全体を六つの分野に分けて俯瞰することが目的の講義において、
最も基礎となる考え方をお話されている部分。
非常に感慨深いお言葉であり、すべての学問を学ぶ前に
しっかりと理解せねばならない重要なことだと思った。